シングルファザーでリンパケアセラピストのてっちゃんです。健康や美容に役立つ情報を発信しています。今回は『不妊は女性だけの問題ではない?夫婦で正しい知識を!』についてご紹介します。
不妊に対する正しい知識や理解を!
不妊治療に取り組んだことがある夫婦は6組中1組いると推定されており、「不妊治療大国」と呼ばれる日本。近年は男性不妊も少なくなく、不妊は今や男女を問わず深刻な問題となっています。
不妊原因の割合を示した1996年のWHOの統計によると、男性のみが24%、夫婦両方が24%。男性側に不妊の原因がある夫婦は48%にのぼるというデータがあります。
つまり、「不妊は女性だけの問題ではない」という認識が出来ますが、「不妊原因の約半数が男性側にある」ことはあまり周知されていません。
妊活を考えるときに重要な力、妊孕力(にんようりょく)について
妊孕力とは男性、女性あるいは夫婦が子供を産む能力、妊娠するための力のことです。
この能力が欠如しているといわゆる「不妊」となります。
男性の場合、35歳を超えると緩やかに精子も老化していきます。しかし、精子は卵子と違い、数が多いため、一部の精子の質が劣っていても、生き残っている精子の数もある程度いることがあり、女性と比べて妊孕力が一気に落ちることはありません。
女性の場合、妊娠の適齢期は卵細胞の状態が良く、エストロゲンの分泌がピークとなる24歳~30歳くらいまでと言われています。
その後、卵子の数の減少と共に“質”の低下が進むこともあり、妊孕力は35歳くらいを境に一気に落ちてしまいます。さらに、加齢に伴い子宮や卵巣に問題を抱える可能性も増えていきます。
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意外と知られていない?男性不妊の現状
妊孕力の低下は、女性だけが原因と思われがちですがそうではありません。
「妊娠出来ないのは自分ではなく相手にある」と考えてしまう男性もいるようですが、一概にそうとは言えません。例えば、不妊治療において精子を採取した結果、その都度10倍も変わるということがあるのです。
また、近年では50%の精子が減ったというデータがあり、「一番の原因は、生活習慣の変化」にあります。
労働環境や食生活の変化、夜更かししてお酒を飲める環境、スマートフォンや様々なデバイスの普及などで目まぐるしく社会が変わる中、酸化ストレスという老化ストレスがかかり、老化ストレスの影響を受けてしまうのが「不妊」になります。
この男性の精子が原因で妊娠が出来ない。というのもをしっかり把握しておかないと、夫婦の中で亀裂が入ってしまう原因にもなりかねません。
そこで、まずは自分を知ることの大切さを知って欲しいと思います。自分を知ること、自分の精子が正常なのかを知る事です。
精子検査って聞くと病院に行くなりで少し恥ずかしいイメージがあるかと思いますが、下記でご紹介するのは、自宅で採取、郵送で行うもので、面倒な病院に行くこともなく、また安価なので手軽に行うことが出来ます。
検査結果も郵送してから5日ぐらいを目処に送られてきますので、すぐに知ることが出来ます。
妊活において大事なのは夫婦のコミュニケーション
周囲から「子供はまだ?」などと声をかけられ思わず焦ってしまうのは女性で、男性は「そのうち出来るだろう」と、軽く考えてしまいがちです。
夫婦間で子供が欲しいことについて、きちんと伝えること。そして場合によっては、受診など協力してほしいことがあるということをしっかり向かい合って伝えましょう。
デリケートなことだからこそ、待つのではなく自分から積極的に対話する機会を持ちましょう。コミュニケーションをとればとるほど、妊活はうまくいくはずです。
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